開発秘話 〜ダーマボーテ®ができるまで〜
「ライフセラ® ダーマボーテ®」は、乾燥知らずのうるおい肌を追い求めた化粧品です。 浸透技術にこだわる久光製薬が、潤いで潤いを閉じ込める「フタ美容®」という新しいスキンケアに着目し、2014年に誕生しました。
その潤いの鍵となるのは驚異の潤い成分「サクラン®※」と高浸透技術「ラメラ液晶構造」にあります。 「ライフセラ® ダーマボーテ®」が誕生するまでの道のりはどのようなものだったのか、その軌跡をたどります。
※スイゼンジノリ多糖体
成分へのこだわり
「サクラン®」高濃度配合への道のり
ヒアルロン酸の5倍の保水力を持つ「サクラン®」ですが、化粧品の成分としてとても扱いづらいものでした。
液体の温度調整が難しく、また均一に溶解することが非常に困難なため、高濃度で配合するためには、度重なる研究が必要でした。その結果たどり着いたのが、高い攪拌力でサクラン®を微細化するというアプローチ。高濃度配合に成功し、肌表面の持つ水分を閉じ込めて潤いをキープすることが可能になりました。
製造技術「ラメラ液晶乳化」
「ライフセラ® ダーマボーテ®」は肌なじみのよいさっぱりとしたテクスチャー。
美容成分がすーっと肌の中に角質層まで浸透し、潤いをキープします。その秘密は「ラメラ液晶乳化」という乳化技術にあります。
健康な肌は本来、水分と油分がいくつもの層に
重なり合うラメラ構造をとることで、
水分の蒸発を防ぐ保湿機能を担っています。
美容成分をより浸透させ
より潤いをもたらすためには、
この保湿構造と類似させることだ!
その発想から「ラメラ液晶乳化」を活用して、
「ライフセラ® ダーマボーテ®」にラメラ液晶構造を再現することに成功しました。
「ラメラ液晶乳化」が完成するまでの道のり
水分と油分のバランスを損なわないためには、製造過程において厳密な温度管理が必要になります。さらに、商品としての安定性、品質保証、使用時の効果と使用感のバランスなど、クリアしなければならない課題が数多くありました。
長い歳月をかけて、研究に研究を重ねて完成した技術、それが「ラメラ液晶乳化」です。
スイゼンジノリが化粧品に応用されるまで
- 澄んだ湧き水でしか生息できないスイゼンジノリ(水前寺のり)からサクラン®を抽出します!
- 抽出したサクラン®原体。このままでは均一に溶解できません。
- さらに微細化したサクラン®。
より細かくするために様々な苦労がありました。
- 時間をかけ厳重な管理のもと均一溶解。そうすることで肌への浸透感に違いが生まれます。
美容成分がぐんぐん肌の中に浸透する秘密
水分と油分がサンドイッチ構造になっている「ラメラ液晶乳化」で製造した乳化物は、水分が蒸発せずに肌に一方通行で入っていきやすいため、効率よく角質層まで浸透して潤います。しかも肌馴染みのいいさっぱりとしたテクスチャー。
これが「ライフセラ® ダーマボーテ®」ならではの特徴です。
久光製薬の提案する
潤いで潤いを閉じ込めるスキンケア
目もとや口もとの小じわ、キメやハリがない、毛穴が気になる……など、女性のお悩みのほとんどは乾燥が原因です。
年齢とともにどんどん低下していく肌の水分保持力。
エイジングを感じる前からケアを始めれば、乾燥知らずの肌を実現できるはずです。
「ライフセラ® ダーマボーテ®」は、ヒアルロン酸の5倍の保水力を持つ「サクラン®」と、美容成分を角質層まですばやく浸透させる「ラメラ液晶構造」のデュアル機能で「保水」と「保湿」を実現。
乾燥による小じわへの効果について、定められた基準に基づいて試験を行い、乾燥による小じわを目立たなくする効果が確認されています※1。
※1 効能評価試験済み。
いつまでも健やかで、美しい肌を保って欲しい
――それが、久光製薬の願いです。
※2 ポリクオタニウム-61